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AI初心者3/23/2026, 8:37:31 AM

何度もやる作業をなくせないか? —— ブログを作ろうと思った理由

何度もやる作業をなくせないか? —— ブログを作ろうと思った理由
目次(5件)

この記事で学べること

  • 記事が増えるほど膨らむ「書く以外の手作業」——まとめ記事の地獄の正体
  • note と ChatGPT で解決しようとしたこと・できなかったこと
  • 「自分で作る」という選択肢が浮かんだ背景と、当時の技術的な壁

前回、ChatGPT と一緒にコードに初めて触れた話を書いた。爆弾処理みたいな体験だった。

でも、プログラミングの話をする前に、もう一つ伝えておきたいことがある。

なぜブログを「自分で作ろう」と思ったのか。

その答えは、コードへの憧れじゃない。もっと切実な、日常の苦痛から来ている。書くのは好きだった。でも、書く以外の作業が記事の数に比例して膨らんでいった。

カズハ
カズハ

動機が「かっこいいから」じゃなくて「つらいから」だった、ということだね。

note で婚活記事を書き始めた

2026年、note でブログを再開した。

以前もブログを書いていた。2022年には WordPress でブログを運営していたし、毎日1000文字、書くと決めて続けた時期もある。収益は出なかったが、「書くこと自体は嫌いじゃない」という手応えは残った。

WordPress 時代も、自動化しようとしたことはある。プラグインを探して入れてみたが、やりたいことと微妙にズレていて、結局「プラグインの穴を埋める手作業」が残った。ツールを増やすほど、管理する手間も増えていった。

今回のきっかけは婚活だった。成婚退会して、その経験を記事にしたら誰かの役に立つんじゃないかと思ったのだ。テーマは決まっている。書く習慣はある。今度はいける。

テン
テン

note って、マガジン機能とかありますよね? それで十分じゃないんですか?

カズハ
カズハ

実は、マガジン機能の存在を知ったのはこのブログサイトを立ち上げたあとだったんだ。当時は記事を並べる手段が手動のリンク集しかなくて、新しい記事を書くたびにハブ記事——関連記事のリンクをまとめたページ——を手で更新していた。

記事を書くのは楽しかった。URL をまとめたハブ記事を作ったり、読者がサイト内を回遊する導線を考えたり。設計するのは面白い。

問題は、その設計を実現する手段が全部手作業だったことだ。

書くのは好き。でも「まとめる」のは地獄だった

記事が5本のうちは大丈夫だった。

10本を超えたあたりから、景色が変わった。ハブ記事のリンク更新、内部リンクの張り替え、カテゴリの整理——記事を1本書くたびに、3箇所も4箇所も手で直す作業が発生する。

記事を書く時間より、修正する時間のほうが長くなっていった。しかも修正作業には創造性がない。

テン
テン

それって、書けば書くほど修正が増えるってことですか?

カズハ
カズハ

そう。書くのは創造だけど、リンク整理は作業。脳が求めてるのは前者なのに、後者が追いかけてくる。

特にひどかったのが「まとめ記事」——ハブ記事の作成だ。作業はこうなる:

  1. 過去の記事を一つずつ開く
  2. タイトルをコピーする
  3. URL をコピーする
  4. まとめ記事にリンクとして埋め込む
  5. 1〜4 を記事の数だけ繰り返す
  6. 公開前に全リンクが正しいか確認する
テン
テン

タブを何個も開いて、1本ずつ探す感じですか?

カズハ
カズハ

そう。10本の記事があったら、10回その作業をする。しかも URL を間違えて埋め込んだら、やり直しだ。直したつもりが別の場所も間違えてたりする。

人間はコピペを間違える。 これは意志の問題じゃない。構造の問題だ。繰り返し、正確性が求められ、創造性がない——この3つが揃った作業で、人間のミス率はゼロにならない。

テン
テン

構造の問題……。気合いでどうにかなるものじゃないんですね。

カズハ
カズハ

ならない。繰り返し・正確性・非創造性。この3つが揃ったら、自動化の出番だ。

「AIにやらせればよくない?」

あるとき、ふと思った。

画像を生成するAI、動画を作るAI、音楽を作るAI——いろんなAIを触ってきた。どれも「自分にはできなかったこと」を形にしてくれる道具だった。

じゃあ、「URLを集めてリンクを整理する」みたいな単純作業 も、AIにやらせられるんじゃないか?

テン
テン

そのリンクまとめ作業、AI にやってもらえたら最高じゃないですか?

そう思って、ChatGPT で自動化を試みた。

まず、毎日 note の URL を ChatGPT に食わせて、記事を作成するたびに URL を自動で貼り付けてくれるような仕組みを作った。次に、ChatGPTs(カスタム GPT)に自分の記事の URL とタイトルをまとめて知識ファイルとしてアップロードして、こちらが意図したまとめ記事を作れないか模索した。

結果は——自動化のための自動化のための手作業が増えた。

URL を整理して ChatGPT に渡す作業。知識ファイルを更新する作業。しかも ChatGPT の出力は曖昧で、URL 先が別の記事だったり、リンクがランダムに入れ替わったりする。意図しない直しの手間まで増えた。

テン
テン

自動化したかったのに、逆に作業が増えたんですか……?

カズハ
カズハ

でも、手作業を苦痛に感じない人もいるよ。丁寧に1件ずつ確認するのが好きな人もいる。テンは「自動化したい側」だったってことだ。苦痛かどうかは、その人の性質が決める。

カズハ
カズハ

そのうえで言うと、ChatGPT は会話の中でテキストを生成するのは得意だけど、URL やリンクの正確性を保証する仕組みがないんだ。だから人間が毎回確認して直す——結局、手作業に戻ってしまう。

「自動化のために行う手作業」をすべてコードに埋め込んだブログサイトを作れないか。そう考えるようになった。

その走りが、ChatGPT にコードを書いてもらい、自分が VSCode で手作業を行うというスタイルだった。でも、これも前回の爆弾処理の二の舞だ。ファイルを見てくれないAIに指示を仰いでも、行番号がずれて、エラーが出て、Ctrl+Z の連打になる。

もっと根本的に、仕組みごと作ってくれるAI が必要だった。

カズハ
カズハ

ちなみに、今のこのブログにはそれがある。generate-hub-post.js というスクリプトを実行すると、全記事のタイトルと URL を自動で収集して、まとめ記事を生成してくれる。

テン
テン

あの苦痛の作業が、コマンド1つで?

カズハ
カズハ

1つで。間違いもない。何回やっても同じ結果が出る。

テン
テン

でも当時はそんな仕組みを作る技術がなかったんですよね? 結局プログラミングが必要ってことですか?

カズハ
カズハ

いい質問だね。答えは「あのときとは状況が違う」。次の話で、その理由がわかるよ。

まとめ

この話を振り返ると、動機は3つに集約される。

  1. 書くのは好き。でも、書く以外の作業が増えすぎた。 記事10本を超えたあたりから、リンク整理・カテゴリ管理・ハブ記事作成に時間を取られるようになった
  2. ChatGPT で自動化を試みたが、「自動化のための手作業」が増えた。 URL を食わせても出力は曖昧で、直しの手間が増えるだけだった
  3. コードに埋め込む方法を探したが、ChatGPT では仕組みごと作れなかった。 ファイルを見てくれないAIでは、爆弾処理の繰り返しになる

「つらい」から逃げたかったんじゃない。「好きなこと」に集中したかった。そのために、繰り返しの手作業を消す方法が必要だった。

次の話では、その「どうやって?」を解決してくれた存在について書く。ChatGPT とは違う、ファイルを直接触れるAIとの出会いだ。

テン
テン

次はカズハさんの話ですか?

カズハ
カズハ

……まあ、そうなるね。

テン
テン

やっと主役登場だ!


「AIと一緒にブログを作る」シリーズ 全8話:

  1. コードを書けない自分が、プログラミングに触れた日
  2. 何度もやる作業をなくせないか?(この記事)
  3. ChatGPT → Codex → Claude Code
  4. 「環境指数ってなんだよ」
  5. ブログの骨格ができた日
  6. 「出来てる!」
  7. WordPress vs AI+Next.js 正直な比較
  8. 1ヶ月でここまで来た(公開予定)

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