スキルが生まれた週——skill-index・知見整備・article-writerの3日間

目次(5件)
この3日間は、仕組みが仕組みを生んだ週だった。
前週に発見した「インタビュー方式」と「eyecatch 11レイヤー設計」を基盤に、今週はスキルと知見ドキュメントを積み上げた。3日で2スキル・ドキュメント3本・記事2本公開。手を動かす量より、次の自分が楽になる仕組みを整えることに集中した。
トピック1: skill-index スキルが生まれた(3/9)
最初に作ったのは「スキルのナビゲータ」だった。
Claude Code にはスキル(slash command)が増えてくると、「どのスキルを使えばいいか」が分からなくなる。記事を書くなら article-writer、ドメイン転送なら article-domain-transfer、眺めるだけなら……?という状態になっていた。
skill-index はその問いに答えるスキルだ。「何ができる?」「どれを使えばいい?」と聞くとカテゴリ別に一覧を出し、目的に合うスキルを1〜3個に絞って案内する。


設計で一番気をつけたのはトリガーを narrow にすることだった。
「何でもトリガーされるスキル」はノイズになる。逆に「スキルのことを聞いたらトリガーされる」という曖昧な条件だと、「skill-index の使い方は?」という質問で自己参照してしまい、スキル自身が自分を説明できないという再帰問題に陥る。
トリガー条件に明示的な除外を書くことで、誤発火を潰した。
トピック2: 知見ドキュメント3本を整備した(3/10)
翌日は実装ゼロ、ドキュメントだけの一日だった。
それまでの知見は memory/review-patterns.md にバラバラと蓄積されていたが、「どこから読めばいいか」という起点がなかった。情報があっても入口がなければ使えない。
作ったのは3本:
① memory/review-starting-point.md(レビュー起点マップ)
Phase 1(常時3チェック)→ Phase 2(記事タイプ別)→ Phase 3(仕上げ)の3段階で、何をどの順番で確認するかをフロー図として整理した。記事タイプは「ハウツー・ナラティブ・比較・シリーズ」の4種に分け、それぞれ重点パターンと Fail 目安を定義した。
② memory/article-quality-recipe.md(クオリティレシピ)
「密度」と「楽しさ」の2軸でレシピ化した。後半密度を維持する3手法(1機能深掘り・比較表・教訓リスト)、感情曲線の設計、対話バブルでの読者役割の進化。タイプ別のウェイト表と書く前の3問セルフチェックもまとめた。
③ scripts/README.md(スクリプト判断ツリー)
「どのスクリプトを使えばいい?」の判断ツリーと、全16本を「現役 / 低頻度 / 要改修」に分類した一覧を作った。publish-post.js は最新フローと乖離していたので削除し、履歴メモとして残した。


3本とも Codex レビューを通して、blocking ゼロ・advisory 全件修正の状態で整備した。
トピック3: article-writer スキルが生まれた(3/11)【メインテーマ】
今週の核心はここだ。
テーマを投げるだけで記事が公開されるまで自動で進む、Phase 1〜6 のオーケストレータスキルを作った。
Phase 1: テーマ受付・writing_profile 決定
Phase 2: アウトライン設計
Phase 3: 本文生成(表情タグ・対話バブル込み)
Phase 4: Draft 登録・eyecatch 生成・表示確認
Phase 5: Before/After SVG・infographic SVG 生成
Phase 6: public 公開
書き分けプロファイルは18種。「婚活 × 体験談」「AI実践 × 対話形式」「運用レポート × 数値ログ」など、カテゴリとタイプの組み合わせでトーンと構成を変える。


スキルを作った直後に blog-with-ai-05 の改稿・公開で動作検証した。結果:
- 全対話台詞を新形式(
> 🐍 カズハ(calm):形式)に変換(19箇所) - テン台詞の著者体験違反を修正(質問形式に変換)
- CLI result:
{"successCount": 1, "failedCount": 0} - URL 確認: /posts/blog-with-ai-05-skeleton-ready 正常表示 ✅
検証中に generate-eyecatch-html.js の Windows パスバグも発見・修正した。正規表現 [A-Z] が小文字ドライブレター c: にマッチしないため、パスが二重になるエラーだった。[a-zA-Z] に変えて解消。これは副産物として得た修正だが、今後の eyecatch 生成が安定した。
blog-with-ai-06 も同日に改稿・公開し、スキル修正後の動作確認まで完了した。
さらに Phase 5 に infographic SVG 生成工程を追加した。記事タイプに応じて step / compare / kpi を自動選択する設計で、generate-infographic-svg.js は変更なし、スキル定義だけの修正で対応できた。
今週の数字
| 指標 | 今週 |
|---|---|
| PV | PV |
| 公開記事数 | 2(blog-with-ai-05 / blog-with-ai-06) |
| 新規スキル | 2(skill-index / article-writer) |
| 新規ドキュメント | 3(review-starting-point / article-quality-recipe / scripts/README) |
| AI作業時間 | 約360分 |
| 非AI推定時間 | 約1080分 |
| 時間効率 | 約3倍 |
PVはまだ集計中だが、今週の手応えは数字より構造にある。スキルと知見が積み上がるほど、次の作業が速くなる。複利が効いてきた感覚がある。
次週の目標
- blog-with-ai シリーズ改稿(07→08 の順)
- SQ-01/02/03(pathToFileURL・fileURLToPath・printHelp 修正)
- Google Search Console 対応 [P1]