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婚活4/13/2026, 12:14:24 PM

お見合いで頭が真っ白にならないために、僕がやっておいたこと

お見合いで頭が真っ白にならないために、僕がやっておいたこと
目次(7件)

Before/After

お見合いの席で、頭が真っ白になったことがある。

相手が「あなたはどうですか?」と聞いてきた。 その瞬間、何も出てこなかった。

婚活を始めたばかりの頃の話だ。 「何か面白いことを言わなければ」と思えば思うほど、言葉が出てこない。

でも、これは話すことがないわけじゃなかった。 準備していなかっただけだった。


最初は毎回アドリブで乗り切ろうとしていた

正直に言うと、お見合いの前に「何を話すか」をちゃんと考えたことがなかった。

「その場の流れで話せばいい」と思っていた。 でも実際のお見合いは、想像より静かだ。

相手も緊張している。 沈黙が続く。 「何か話さなければ」という焦りの中で、出てくる話題は当たり障りのないものばかりだった。

仕事の話、趣味の話。 聞いて、答えて、また沈黙。

会話のキャッチボールが続いているように見えて、何も深まっていない感じがした。 「今日もうまくいかなかった」という感覚だけが残った。


転換点は、失敗を正直に話したときだった

ある日のお見合いで、準備していた話題が全部尽きた。

困って、なんとなく「婚活、最初は本当に何もわからなくて。最初の頃は緊張しすぎて頭が真っ白になることもあったんですよ」と話した。

そこから会話が変わった。

相手が「私もそうです」と言って、笑った。 そのまま「どんなことが難しかったですか?」と聞いてきた。

それまでとは全然違う空気だった。 情報交換ではなく、本当の会話になった気がした。


気づいたこと:「なぜ婚活しているか」が相手の感情を動かす

そのお見合いで気づいたことがある。

「何を話すか」より「なぜそれをしているか」の方が、相手に伝わる。

仕事の話をしても、趣味の話をしても、それは「情報」だ。 でも「なぜ婚活しているか」「婚活で何が苦しくて、何を乗り越えたか」は「自分」だ。

情報を交換しても相手との距離は縮まらない。 「自分」を話すと、相手が「この人はこういう人だ」と感じ始める。

自分の動機や価値観を話すことで、相手との価値観の重なりも自然と見えてくる。 会話の温度が上がると同時に、「この人は何を大切にしているか」が伝わり始める。 それがお見合いで本当に確かめたいことの核心だと、今は思っている。


繰り返すうちに「鉄板エピソード」が生まれた

その後も婚活を続けていると、自然とパターンが見えてきた。

この話をすると相手が前のめりになる。 この話をすると会話が深くなる。 この話をすると相手が自分のことを話し始める。

選ばれて残ったエピソードは、全部「自分の動機」や「苦しかった体験とその先に見えたもの」だった。

ただ、これに気づくまでに時間がかかった。 何十回もお見合いを重ねて、試行錯誤して、やっとわかった。

最初から準備しておけばよかった、と思った。


事前に用意しておくべきエピソードの3つのパターン

今振り返ると、準備しておくエピソードには3つのパターンがある。

1. なぜ婚活を始めたか(動機)

「いい人と出会いたかったから」ではなく、自分の言葉で。 「〇〇歳のときに〇〇があって、それで本気で考えるようになった」という具体的な経緯。

2. 婚活で苦しかったこと(正直な体験)

うまくいかなかった経験、迷った瞬間、焦った時期。 弱さを正直に話すと、相手は「この人は信用できる」と感じる。

3. 苦しさの先に見えたもの(発見)

苦しかった体験が、自分に何をもたらしたか。 「〜が苦手だとわかった」「〜を大事にしたいと気づいた」という変化。

この3パターンが揃っていると、相手の「あなたはどうですか?」にいつでも答えられる。 話の流れで使える「引き出し」になる。


素材は、台本ではなく行動から生まれる

誤解してほしくないのは、これは「台本を作る」ということではない。

話す内容と、自分が実際にやっていることが一致していることが大事だ。

僕は婚活を始めてから、筋トレを始めた。

話すネタを増やしたかったわけじゃない。 自分を変えたかった、というのが正直なところだ。

でも筋トレを続けていると、自分の中で何かが変わっていくのがわかった。 体の変化だけじゃない。「続けることで感じる変化」「きつい日に気づくこと」—— 筋トレをしていないと感じられない感覚が、少しずつ積み重なっていった。

それが話せるエピソードになった。

相手が「最近何かやっていますか?」と聞いてきたとき、「筋トレをしています」と答えられる。 「なぜ始めたんですか?」に答えられる。 「続けるのって大変じゃないですか?」に答えられる。

全部、自分の言葉で答えられる。 作った話ではないから、詰まらない。

そしてもう一つ気づいたことがある。 相手が「私も何か始めようと思って」「続けることが苦手で」と話したとき、筋トレで感じた感情で共感できるようになった。

行動は、素材を生む。 そして行動で得た感覚は、相手の話を受け取る力にもなる。

話す内容を準備するより先に、話せる自分を作る行動をする。 それが、一番遠回りに見えて、一番確実な準備だった。


次の1歩

まず、今の自分に「続けていること」があるか考えてみてほしい。

運動でも、料理でも、読書でも、仕事でも何でもいい。 それを「なぜ始めたか」「続けてみて何を感じたか」を1〜2文で書き出してみる。

書いてみると、それがそのままエピソードになる。

そのうえで、3つの問いに答えを用意しておく。

  • なぜ婚活を始めたか
  • 婚活で苦しかったこと、その先に気づいたこと
  • 今、自分が続けていること

「続けていること」がまだないなら、何か1つ始めてみるのもいい。 話すネタのためではなく、自分が変わっていく実感のために。 その実感が、いつかお見合いの席で自分の言葉になる。


準備は、相手を変えることではない。

自分が話せる状態を作ることだ。

それだけで、お見合いは変わる。